経頭蓋磁気刺激(TMS)治療体験記

躁うつと診断された私が経頭蓋磁気刺激(TMS)治療を受けた件について

vol.7-経頭蓋磁気刺激(TMS)躁状態とうつ状態

うつ病の薬をやめた脱力感で通院を2、3週間やめて、また通院をはじめた。

多分2ヶ月ほど頑張って行ってたと思う。

 

調子がどんどん良くなって元気になっていき、色々行動するようになっていた。

友達と外で遊ぶようになったし、家事もやるようになった、これから先仕事とかどうしようかなとゆっくり考えられるようになっていた。

 

ただここで私は調子にのって通院をサボるようになっていた。

今思うとあれは躁状態だったなと思う。

 

知り合いは私が病気なのを知っていて、私が調子がいい時は外に連れ出そうとしてくれていたから、知り合いが遊びに誘ってくれる度にOKを出し外で遊び回っていた。

そして遊ぶのに忙しくどんどん通院がめんどくさくなり2.3ヶ月くらい通院をサボった。

 

だんだんイライラしやすくなり、気分が落ち込み、急に泣き出したり情緒不安定になっていった。

気づいた時には「死にたい」が口癖になり、自殺願望が強くなっていった。

躁状態からのうつ状態になっていた。

 

8月頃が一番辛い時期で勢いで自殺できるくらい不安定で危険な状態だった。

家族にも相談できなくて、自殺したい気持ちがあることを通っていたボイトレの先生に相談したら

「病院には最近行ってるの?

行ってないなら治療しに行こう」

と言われ、それもそうだなと思い直した。

 

それから週1の磁気刺激治療の通院を再開した。

どんどん調子が戻っていき「ああ、TMSって自分では元気になってる実感なかったけど、やるのとやらないのでは全然調子の良さが違うなぁ」

と思うようになり。

月に2.3回は必ず行くようになった。

 

11月頃にはイライラも少なくなり、気分の落ち込みや自殺願望も落ち着いて自分らしく過ごせるようになっていた。